リバー オブ チェリー別館

桜の里小噺「桜川領完全統治計画」

 これから書かれることはフィクションです。

フィクションですので、あまり気にしなく

単純にストーリーだけを楽しみたい方は

続きを読むで進んでください。




 桜川領領主家臣選出が終了し、領民の意識は次の戦でもある、茨城藩藩士選出に向いていた。
 茨城藩藩士選出といえば、選出区に強力な武人がいれば、その選出区はほぼ無戦で終わるのが普通だが、今回はそうは行かなかった。
 近年の大領合併により、変わってしまった選出区を再編して今回より新選出区で臨むことになったのである。
 それに合わせて、茨城藩の大物藩士の耶麻口殿の隠居発表、それによりの他の大物藩士の隠居が重なり、これを機に多くの武人が我こそ藩士になろうと挙兵を企んでいた。

 この新選出区の影響は桜川領にもあった。
 元来、桜川領は、岩瀬領・大和領・真壁領と別れており、旧選出区では岩瀬領は西茨城中小領集、大和領と真壁領は真壁中小領集に属していた。
 新選出区が発表された時、桜川領では新選出区での戦は馳川殿と伯太殿との間で行われるだろうと思われていた。

 がしかし、馳川殿は、桜川領が誕生して約1年後に行われた、公家選出で加納殿の後継で戦に勝利し公家になられてしまい、もはや、桜川領にいる藩士は伯太殿だけとなってしまった。

 この状況に納得がいかない人物がいた。 桜川領主の仲多殿である。
 仲多殿と伯太殿は、第一次桜川領主選出の際には協力して比良間殿を打ち破って、結果、仲多殿が領主になった。
 しかし、その4年後に行われた、第二次桜川領主選出の際には、伯太殿は仲多殿ではなく活多殿を支援した。
 その戦では、中嶋一揆衆等の影響により僅差で仲多殿が勝利した。
 領主選出で対立した。 その対立により、仲多殿は伯太殿を藩士の座から引きずり降ろして桜川領の完全統治を図ろうと考えるのであった。



 ここは、旧真壁領のある桜川領主家臣の城である。 そこに桜川領主家臣が尊敬する、先生が来訪された。

「これはこれは先生、よく参られました。 今回も先生のおかげで、今回の戦も勝利を収められました。 しかも我が軍の兵力は最も多かったと言われております」

「わしの力か、だが、わしの力を持っても勝てなかった戦もある」

「いえいえ、先生の力がなければ2000の兵力集まりませんでしたよ、まあ先の桜川領主選出の戦では中嶋という邪魔が入ったから、勝てなかったわけで」

「活多か・・・・・・惜しい人材を亡くしたのう、時に今度の藩士選出の話じゃが」

「まさか、わたくしめを?」

「いや、わしが出るが何か?」

「ですよね、ははは」

「しかし、いくらわしが先生と呼ばれようと、北の岩瀬領ではまだまだ知名度が低い、わしの相手となる風乃という奴は、領主と元領主の後ろ盾をもらっているという」

「まったく、けしからん奴ですね、真壁領に住んでいながら岩瀬領を頼るとは!」

「何を言っておる、これは領主仲多の桜川完全統治計画の一部じゃぞ」

「完全統治!?」

「もし、領主仲多が後ろ盾になっている風乃が藩士になれば、これはもう完全統治と言えよう」

「むぅ・・・・・・これは、重大なことですな」

「まあ、この戦で勝利したら、お前を領主に推してやるぞ」

「ありがとうございます先生」

 この先生と領主家臣は、このように他愛のない話をした。

 はたして、師走に行われる藩士選出どうなることやら・・・・・・


つづく
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by terryof | 2010-10-17 21:22 | 桜の郷小噺
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