長月に行われる、桜川領家臣選出では定員以内の家臣が集まれば、無戦となり余計な血が流れないがそうは行かない。今回の取立て枠がなんと弐拾弐に減ってしまったのである。
今度の戦では、一揆をし地位向上を目指す中嶋殿、先の家臣補充選出に参戦した米問屋で勝多殿の小姓であった近堂殿、元武家の家系であった須々木殿などが下克上を企て、共産衆の姫客将の木朽殿は隠居をし代わりの当主に先の藩士補充選出に参戦した夫殿を参戦させると言う。
また、公明衆では、新たに客将を増やすのか、はたまた現在の姫客将の布留河殿を隠居させて息子殿を参戦するかもしれないと言う噂もあったが、どうやら岩瀬地区で客将をしていた葉木原殿の息子のようだ。
そして、新幕府側からも客将を参戦させる可能性も少なくない。
果たしてこの大戦どのように運ぶのか、詳しいことは長月12の日でわかるそうだ。