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リバー オブ チェリー別館

第二次桜の郷の戦【予告編】

岩瀬領、大和領、真壁領が一つとなり、桜川領となって早3年半、その桜川領の領主を決める大戦に勝利し桜川領を平定したのは旧岩瀬領の領主、中多裕史殿であった。
しかし、この平和は長くは続かなかったようだ・・・。

「殿!申し上げます!」
「どうしたのじゃ、耕壱朗」

中多裕史の筆頭家老である、山田耕壱朗が慌てた様子でやってきた。

「はっ、中島市衛門と名乗る男が、我が大和城を乗っ取ると名乗りをあげました!」
「中島?どこかで聞いたような・・・」
「数年前に、領民を扇動して我が家臣団を一次解散させた、桜川領民の声の代表だった者だったようです」
「なんじゃ、その中島か・・・してそれがどうした?」
「殿は恐くないのですか?」
「恐い?何が恐いのじゃ?」
「隣の筑西領の領主が戦で代わってしまっては無いですか?」
「なんじゃ、その程度のこと、捨てとけ、筑西領で結局領主になったのは、謀反者の旗本ではないか?ただの石屋者では何も出来ん!」
「そうですなわはははははは」

桜川領民の声の中島の予告一揆は領主の中多殿にはどうでもよかったのであった。
だが数日後・・・。

「殿一大事です!」
「今度はなんじゃ?」
「はっ、羽田山城の勝田羽田守道奥殿が謀反を起こし今秋、我が軍と戦をすると宣戦布告がありました。」
「なんじゃと!!!!!」

羽田勝田家は、代々大和領で副領主を務めていた家系であったが、桜川領になった際に在野に居たが、先の解散の際の旗本選出で領民の支持を受け旗本に選出された。

「羽田守め・・・そっちがその気なら、返り討ちにしてやる・・・」

今秋・・・桜川領にて大戦がまた始まる・・・
by terryof | 2009-05-25 02:27 | 市長選
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リバー オブ チェリーの別館です。

by terryof
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